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このコラムでは、日本の製造業にグレート・リセットが必要な理由を詳細に書いていきます。

日本製造業復権の主人公は、製造業に携わる皆さんです。
皆さんが、グレート・リセットを敢行し、その中に日本の製造業の「匠の技」、「ワイガヤ設計」などの長所を折り込み、日本独自のバーチャルエンジニアリングの手法を練り上げることができれば、日本の製造業の未来は明るいはずです。

このコラムがそのための議論のきっかけを提供できれば、それ以上にうれしいことはありません。


 

2024年2月29日序章:このコラムの誕生について

このコラムを書く人は誰か…私のプロフィール

私は著名人ではないので、これまでの経歴を紹介することによって、このコラムの内容がどれだけ読むに値するかを判断していただきたいと考えています。
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2024年3月31日第一章:ままごとバーチャルエンジニアリング

組織の壁に阻まれる現場の進化

新しい年も押し迫っていた昨年12月20日。
ダイハツ・トヨタの共同記者会見が行われた。認証申請の不正問題の件だ。
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2024年6月12日第二章:Japan was No. 1

Was No. 1

私と同世代の方なら、社会学者エズラ・ヴォーゲルによる1979年の著書『ジャパン・アズ・ナンバーワン』という書籍が、日本でベストセラーとなったことを記憶しているだろう。
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2024年7月5日第三章:ボトムアップ型組織の逆襲

トップダウン型の欧米の組織 vs ボトムアップ型の日本企業

企業の上層部の情報感度は、極めて重要だ。
強力なリーダーシップで挑むトップダウン型の組織」vs「ボトムアップ型の組織」という構図において、「情報伝達の速さ」は、間違いなくトップダウン型に軍配が上がる。
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(近日公開予定)第四章:製造業のコンセプター ~その役割とあり方~

 

 

筆者プロフィール

栗崎 彰(くりさき あきら)

金沢工業大学建築学科修士課程修了
合同会社ソラボ 代表


数値解析に特化した企業で構造解析に従事後、米SDRC社、仏Dassault Systèmes社、サイバネットシステム(株)などで、40年間以上にわたり3次元設計、解析のコンサルティングを実施。
数多くの企業で、3D CAD、CAEを活用した設計プロセス改革や設計者のためのCAE運用支援などを推進。
技術系Webサイトで連載、機械学会、公設試、大学などで講演多数。


著書

図解 有限要素法はじめの一歩(講談社)
図解 有限要素法はじめの一歩・実践編(講談社)
バーチャル・エンジニアリングPart4 日本のモノづくりに欠落している“企業戦略としてのCAE” (共著)(日刊工業新聞社)


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